事業計画作成の手順 of 経営改善実践コンサルティング ウィレンス

ウィレンスが提供する『事業計画作成推進委員会』

手順その1:ヒアリング

事業計画作成の目的、説明対象者、目標完成日などをお伺いします
事業計画を作成する目的として、比較的多いのは、金融機関等、対外的な提出用です。
また、創業(事業承継)○年を期に今後の事業の方向性を整理り、社員に明確に伝えるため、といった目的も多くあります。
事業計画作成後に、誰に説明するのかによって、内容は同じでも書き方が大きく異なります(金融機関提出用であれば、実現可能性が高い財務目標が必要となります)。
「○月○日には完成させたい」という目標完成日もお伺いし、その日から逆算で、毎週1回○時間、隔週1回○時間といった作成スケジュールを立案し、すりあわせを行います。
また、ワードやパワーポイントなど、どのソフトを使うかも確認します。財務計画にはエクセルを必ず用います。


手順その2:これまでの経緯や事業全体像の理解

計画(=将来)を描くには、これまでの歩みと現在への理解が必要です
創業以来のこれまでの歩みをしっかりと伺うことにより、これから書く事業計画が、どの程度の、これまでの延長線上にあるのか、そうでないのかを把握するとともに、想定されうる事業機会や事業リスクを顕在化します。
また、過去5期の決算報告書をお預かりし、簡易な財務分析を行うことで、財務面からも企業のこれまでの歩みと現況を把握します。


手順その3:具体的な経営目標の設定(仮設定OK!)

3年後、5年後の姿を、数値や言葉として書き出し、社長や経営幹部の皆さんとの共通認識を確認します
売上高や原価、営業利益、経常利益、従業員数、拠点数など、数値として表しやすい項目はできるだけ数値であらわします。また、社風や顧客満足度、社会への貢献など、数値では表しにくい項目は文字として書き出します。
最初の頃は、仮の数値や仮の言葉でOKです。書き出すことにより、目標とする事業の姿が明らかになり、共通認識となります。

手順その4:全ページをどしどし作成

書けるところから書いていき、徐々に完成度を高める。これが事業計画を書くコツです。
「経営理念がうまく書けない」「3年後の売上高が見えない」「5年後のサービス構成の判断がつかない」など、事業計画を書き進めると、いろいろな項目で行き詰まり、場合によっては、事業計画作成自体が頓挫することも、よくある話です。
「とりあえず、仮の経営理念を書き出し見ましょう」「3年後の売上高の最低ラインは、どの位だと思いますか」「5年後にどのようなサービス構成としておきたいですか」といった軽いノリで、まずは書き出し、全ページの全項目の精度を徐々に高めていきます。
一つひとつ項目にとらわれずに、全ページを繰り返し書きながら完成度を高めていくのが、事業計画作成のコツです。

手順その5:完成、そして発表へ

事業計画は、金融機関や従業員など、誰かに伝えることで活きてきます
事業計画は完成時点では未だ「絵に描いた餅」です。事業計画を伝えることで、金融機関ならば継続的なご支援につなげ、従業員の皆さんならば、明日からの日常業務の動機付けにつながることが大切です。

社内としては、できるだけ多くの従業員の皆さんが集まる場で、事業計画説明会を開き、従業員の皆さんの目線で分かりやすく伝える工夫が大切です。ある会社では、事業毎の昨年度の売上実績をクイズ形式で問うことで、自分の所属とは異なる部門への関心を高める工夫をしました。