
2009年7月からプチコンサルでお伺いしております(株)四宮測量事務所 代表取締役 四宮淳一社長にご協力頂き、インタビュー形式でお客様の声を頂きました。
■企業名: (株)四宮測量事務所様
■業種:不動産に関する登記全般、土地・建物の調査測量及び筆界確認業務
■所在地等:大阪府摂津市千里丘二丁目14番3号 第2岡本ビル3B(JR千里丘から徒歩3分)
TEL(06)6337-4380/FAX(06)6384-0438
■ホームページ http://www.43811.jp/ 社長のお名前「シミヤ・ジュンイチ」がドメインになっています
<Q1>プチコンサルをご依頼された理由は?
- お陰様で業務多忙を極めており、また青年会議所(JC)活動をやっておりまして(※1)、今年来年とますます忙しくなる中、自分がいなくても、ある程度会社がまわっていく仕組みを作りたいと思い、その支援にプチコンをお願いしました。
- (※1)四宮社長は、地元の(社)摂津青年会議所で中心的なメンバーとして活動し、今年は副理事長兼35周年実行委員会委員長を務めておられます。来年2010年は第36代理事長になられる予定です。
<Q2>プチコンサルでの具体的な取り組みは?
- まず、弊社の新たなホームページ作成とDM郵送による新しい顧客開拓に島ノ内さんと一緒に取り組んでいます。ホームページというデジタルなことと、DMというアナログなことを組み合わせています。
- これまでは既存のお客様に比較的軸足を置いていましたがそのことに安住せず、新たな顧客を開拓していきたいという思いです。
<Q3>このような取り組みは通常業務の+αの負荷となり、後回しになりがちだと思いますが?
- 実際、通常業務や雑事、そして青年会議所活動のため、当初の予定よりDM発送が1ヶ月遅れました(当初予定10月1日が、11月1日になりました)。
- 結局、掃除と一緒で、やり始めるまではおっくうですけど、やり始めたら一気にやってしまおうと集中して取り組みました。島ノ内さんとの意見交換のもと、不動産業/司法書士/税理士といったお客様の業種に分けた2~3のパターンでDM文面を考え、またインターネット検索で各会社や事務所のホームページを見て、元気そうな会社かそうでないかといった判断のもとにDM郵送先のリストアップなどに取り組みました。
- やり始めたら一気に進んだ感じです。
<Q4>社員の皆さんには、コンサルを依頼されることをお伝えされていますか?
はい、もちろん伝えています。来年にかけて忙しくなるので、どうしようかと奥谷と相談しまして(※2)、いいアイディアが浮かばないなぁ、となり、以前から存じ上げていた島ノ内さんに、なかば丸投げでお願いした感じです。
- (※2)奥谷さんは、四宮社長と中学校以来の友人で、四宮社長から「一緒にやろう!」と何度もお声がけをされ、まったく異なる業界から同社に入社されました。以来、四宮社長とずっと苦楽をともにした方です。
<Q5>コンサルの費用は決して安くはなく、効果が出ないともったいないと思いますがいかがですか?
- とりあえず、島ノ内さんに来て頂いたことはもったいないとは思っていないのですが、今回作ったホームページが活きてきてから、ホームページの費用対効果が分かるかな、と思います(※3)。
- もちろんホームページが活きてこないとは思っていないので、徐々に効果が出ると思っています。
- 奥谷が入社する前の創業期(平成12年頃)に、地元にチラシをポスティングしたのですが、そのチラシをずっと持って頂いていた方がおられ、昨年、チラシを持って会社を訪ねて来られました(なんと!およそ8年後)。無茶苦茶嬉しかったですね。
- ホームページがあれば、地元の方に見てもらえる機会も増えるし、もっと効果が出ると思います。
- 摂津JCのホームページにも会社へのリンクを張りますし、JCの名刺にも、これまで以上に目立つように各自の会社のホームページアドレスを書く予定です。私自身、来年、理事長となり大量に名刺をお渡しするので、ホームページを見て頂く機会が増えると思います。会社あってのJC活動ですので、JC活動を通じて、摂津JCのメンバーのみんなにも会社のことをしっかりとPRしていこうと言っており、来年から使うJCの名刺についても、島ノ内さんからアイディアをもらって、2つ折りの名刺にしましたし、効果を期待しています。
- エアコン工事などをやっておられる大阪JCの○○さんからの季節の挨拶状も印象的で、お仕事をお願いしたことはありませんが、よく思い出すので、そんなふうにしていきたいと思っています。
- (※3)四宮社長と島ノ内で、インターネットでホームページ制作を探し、3社に四宮社長が実際にお会いされ、その中からウエダコーポレーションさん http://www.w-star.com/ (本社:豊中市)に決められました。同社のホームページの「制作事例」に(株)四宮測量事務所が載っています
- http://www.w-star.com/works-6.htm
- 【2010年1月21日更新】大手不動産会社T社から問い合わせがあり、土地測量2件を受注する事ができました。当日、四宮社長から喜びのお電話を頂きました。
<Q6>今後、弊社(ウィレンス)とのお付き合いをどのようにしていきたいと思っておられますか?
- 先ほどの質問(プチコンサルの\48,000-という金額は決して安くはなく、効果が出ないともったいないと思いますが、いかがですか?)に戻りますが、確かにこのご時世、月5万円はイタイです。
- しかし、島ノ内さんから具体的なアイディアをいっぱいもらっているので無駄とはまったく思っていません。ホームページも島ノ内さんからお尻を叩かれなかったら、絶対できなかったと思います。
- つい先日のことですが、ある業種が測量や登記をできる人を探しているということを聞き、「あっ、こんな業種も見込み客なんだな」と気付きました。これまで実質的に不動産業と司法書士さんくらいしか顧客として考えたことがなかったですが、島ノ内さんと会ってから「どんなことでも商売に結びつけないとダメだな、アンテナを常に張ってないともったいないな」と思うようになりました。
- 本当に、いろいろなことを吸収したいと考えています。
インタビュー後の雑談:
- <島ノ内>これからも、販路開拓や売上増など現状業務や収益に直結する取り組みについて、四宮社長と一緒にやっていきながらも、これらのこととは異なる視点として会社の将来像についても、時々、ご提案していきたいと思っています。
- そのご提案が、四宮社長が考えたこともなかったことだったり、以前少し考えたことだったりすると思いますが、私島ノ内が御社を失礼した後に、ご自宅でお風呂に入りながら、「そうだな~、その案もありだなぁ。来月、島ノ内さんが来社する際に、会社の将来像について30分だけでも具体的に意見交換してみようか」といった形で、私島ノ内を活用頂くのもアリだと思います。
- <四宮社長>確かにそうですね。僕らの業界の常識は非常識かも知れない、凝り固まった面も多いと思っていたので、そのことに気付き、仕事に活かすために、島ノ内さんに来て頂いた面もあります。
四宮社長は、まだ38歳、元気いっぱいの社長さんです。
摂津市商工会青年部の青色防犯パトロールにも積極的に参加されるなど、地域活動にもガンバッテおられ、元気な二人のお子さんの良きパパでもあります。
ご多忙な中、インタビューにご協力頂き、有り難うございました。

■企業名:株式会社ヨネシマライフ様
■業種:LPガス事業や住宅設備事業、アクア事業
■従業員数:約35名
■所在地等:大阪府大東市赤井1丁目1-10スミコー大東ビル2階
(事業拡大とお客様の利便性向上のため、2010年3月、門真市からJR住道駅前の上記住所に移転されました)
TEL(072)889-1160/FAX(072)889-1164
■ホームページ http://www.yoneshimalife.com/
<Q1>コンサルティングを依頼されたきっかけは?
① 青年会議所の運動でご一緒させていただいた際、島ノ内さんの人柄に触れ、信頼がおける人でありましたので、弊社はちょうど業務の効率化と共有化に取り組んでいたので、第三者的意見とご助言を業務改善のコンサルを得意とされている島ノ内さんに協力をお願いしました。
よくコンサルに頼るなんて、「経営者の能力が無いことを露呈しているようなものだ」とか「コンサルに会社をむちゃくちゃにされた」といったことを耳にしますが、それはまさに経営者が「自分の会社のビジョンにおいて、経営コンサルタントに、いかに支援をいただこうと考えているのか」という明確な目的がないからで、問題の解決を全て、経営コンサルタントに丸なげしてしまったり、コンサルタントと価値の共有ができていないと、そのような表現をする結果となると思います。
私は、中小企業という立場において、不足している専門性の高い分野や、人件費の面で専門性の高い人材を選任におくというのが困難な状況下で、コンサルタントに効果的に協力をいただくというのは、中小企業の成長戦略において欠かすことのできない要素だと考えて、ご協力を頂いております。
よい意味で、コンサルタントを活用し、成長していかれることをお勧めします。島ノ内先生はそのようなご要望に必ずお応えされる方です。
<Q2>支援内容と効果は?

■支援内容
① 業務改善、マニュアル化
② 人事相談
③ 営業同行
④ 事業立ち上げ支援
⑤ 各種情報の提供
■効果
① 業務を改善していこうという社員意識が高まる契機になり自主的改善が恒常的に行われるようになった。
② 経営者として第三者的意見をいただけることで、冷静な人事判断が出来た。
③ 営業同行を通じて、営業の営業力強化というよりは、日常営業社員がいかに考えて行動しているかがよく理解でき、営業支援のポイントが明確になった。
④ 事業立ち上げにおいて、第三者的意見を頂くことで、自分達の思い込みや、きづいていなかった点などを気づかせていただけた。
⑤企業が掲げているビジョンにそった良質な情報を提供していただけた。

2008年7月、山梨への社員旅行にご一緒させて頂きました
後列一番左に、島ノ内が写っております

■企業名:羽衣電機株式会社様
■業種:製鉄業界および鍛造業界、重電メーカーで使用する誘導加熱コイルのメンテナンス、発注に応じたリアクトル等の機器部品の製造など
■従業員数:約30名
■所在地等:大阪府堺市西区鳳中町7丁231
TEL072-262-0860(代表)/FAX072-264-1413
■ホームページ http://www.hagoromodenki.co.jp/
<Q1>今回のコンサルティングのきっかけは?
取引先金融機関から大阪府の「経営革新」取得の提案を受け、銀行担当者から島ノ内先生をご紹介いただきました。
<Q2>具体的なコンサルティング内容を教えて下さい
○ 経営革新取得に係る様式の書き方
○ 事業を進めるに当たっての計画策定の考え方
○ 自社の情報(強み、弱み等)のまとめ方
○ 製品のアピール方法、営業資料の魅せ方
<Q3>どのような成果がありましたか?
経営革新計画の取得に成功しました(テーマ:製鉄用直流電動機の界磁制御用「界磁ユニット」の開発・拡販)。
経営計画を立てたことのない段階から開始し、経営革新に必要な申請書のみではなく、取得を目指すのを契機に、営業的な資料や現在の損益の見直し、財務資料をある程度揃えることができました。また、一例ですが下記の印象的なアドバイスをいただきました。
1.当社は住宅地区にある故に社員が他社と日常的に関わることがなく意識的に陸の孤島になりがちである
2.技術先行で営業社員がそれに遅れている。営業社員の知識強化が必要である
3.幹部社員とのコミュニケーションの取り方
4.後継者として行うべきこと
アウトプットに対しても高いクオリティを求めていただき、それに何とか応える中で、担当者も力がついたと思います。
先生ご自身がユニークな経歴をお持ちであるため、様々な話が新鮮で刺激になりました。
- (※)経営革新計画とは、中小企業新事業活動促進法に基づき、中小企業者が作成する、新商品の開発や新たなサービス展開などの取り組みと具体的な数値目標を含んだ3年から5年のビジネスプランのことです。経営革新計画の承認を受けると、以下のような各種の支援策が利用できます(支援策を受ける際には、別途支援機関の審査が必要)。
1)政府系金融機関による低利融資制度
2)信用保証の特例
3)課税の特例(設備投資減税)
4)特許料などの減免措置
5)中小企業総合展
6)販路開拓コーディネート事業
- 同社の経営革新計画が大阪府から認証を受けたことが、大阪府のHPに掲載されています。(平成22年2月の項をクリック)
<Q4>島ノ内のコンサルティングの進め方などについて率直な感想をお願いします
ネガティブな意見もはっきりと示していただき、それの対応策も具体的に検討いただいたので仕事が進めやすかったです。
<Q5>最後に、御社のPRを兼ねて、会社の強みや今後の事業の方向性などについて自由にお書き頂ければと存じます
製造業自体がこれから厳しい状況になり、当社のこれまでのマーケットも縮小傾向にあります。今後も経営革新の内容も含め、新しい試みをどんどん仕掛けると共に、社内においても改善活動を絶え間なく実行していこうと考えています。

■企業名:コムネット株式会社様
■業種:レーザー装置の輸入販売及び保守、加工請負/レーザーサプライ商品の輸入販売/アプリケーションソフトウェア、CAD開発及び販売など
■従業員数:約45名
■所在地等:
・本社:神戸市中央区磯上通2ー2ー21 三宮グランドビル8F
・東京営業所:神奈川県横浜市都筑区仲町台
・加工センター(コムネットファクトリー):神戸市北区藤原台中町8-3-4
■ホームページ http://www.comnet-network.co.jp/
CN Mart 本店 http://cnmart.ocnk.net/
CN Mart 楽天市場店http://www.rakuten.co.jp/cnmart/
<Q1>今回のコンサルティングのきっかけは?
(財)ひょうご産業活性化センター様のご指導により、「知的資産報告書(※)」のセミナー参加と、報告書の作成を行なうこととなり、島ノ内先生をご紹介頂きました。
- (※)知的資産経営報告書とは、企業が有する技術、ノウハウ、人材など重要な知的資産の認識・評価を行い、それらをどのように活用して企業の価値創造につなげていくかを示す報告書です。一言で言うと、『決算報告書には表れない会社の良さを、取引先や支援頂いている関係先にアピールしましょう』ということです。経済産業省などが主体となって推進しており、現在、国内の中小企業100社近くが作成し、各社のホームページ等にて開示しています(内、資本金1億円未満が約78%、従業員数100人以下が約72%です。
<Q2>具体的なコンサルティング内容を教えて下さい
会社が潜在的に持っている有形、無形の資産を顕在化させ、社長と社員が、共通の資産として認識することで、会社の発展を促す材料として利用するためのご指導を頂きました。
<Q3>どのような成果がありましたか?
具体的な成果としては、今後に期待していますが、当初の予定通り、会社が潜在的に持っている資産の洗い出しを行なうことができました。
また、社長と社員が同じテーマの下に会社の良い点、悪い点を議論することで、共通の認識と相互の理解をより深めることが出来たと思います。
普段は、共通の認識と思っている事項でも、案外違っていたり、逆に、改めて考えてみないと、会社の資産とは思っていない事項が、洗い出されたり、20年からの会社の歴史で社員が全く知らなかったことなども掘り起こされ、非常に面白い事例にもなったようです。
<Q4>島ノ内のコンサルティングの進め方などについて率直な感想をお願いします
島ノ内先生には、とても丁寧に、また、微に入り細に入り、トコトンまで、目に見えない資産の顕在化を導いて頂きました。
寧ろ、コンサルを受けている我々の方が追われるぐらいの勢いでした。
従来、大手のコンサル会社にもご指導を頂きましたが、どうしても表面的な部分に終始し、見えない部分の顕在化と、その後の具体的な仕事の進め方まではご指導頂けませんでした。また、費用的にも高額である割に、具体論が抽象的であり、費用対効果も期待したほどではありませんでした。
これらの面からも、島ノ内先生のコンサルティングには熱意があり、一緒に何とかしよう!とする情熱が感じられ、とても有難いものでした。
<Q5>最後に、御社のPRを兼ねて、会社の強みや今後の事業の方向性などについて自由にお書き頂ければと存じます
コムネット㈱は、ソフトウェア開発とハードウェア販売を2本柱として、社是である「全てはお客様のために」を実践することで、社員の幸福と、その延長線にある社会への物心両面での貢献を実践して参ります。
その結果として、100年続く企業、所謂「100年企業」を目指して行きたいと考えております。
創業20年目を迎えるにあたり、社員ともども、今までの会社の歴史と、今後の歩みが確認できたことは、非常に有意義な経験でした。

■企業名:菊池紙工株式会社様
■業種:シルクスクリーン印刷、パッド印刷
■従業員数:約40名(パート従業員含む)
■所在地等:大阪府吹田市豊津町30-23
TEL(06)6384-1791/FAX(06)6386-9460
大阪府吹田市において、長年、シルクスクリーン印刷業を営んでおられる菊池紙工株式会社様におきまして、印刷現場および事務業務において、約1年半にわたり、様々な支援をさせて頂きました。今回の一連の取組み内容を、代表取締役菊池正昭様のご協力により、事例紹介させて頂きます。
<Q1>まず、御社の事業内容を、あらためてご紹介お願いします
弊社は、シルクスクリーン印刷やパッド印刷の技術を活かして、筆記具への名入れ(※)を中心とした印刷事業を行っています。
- (※) 名入れとは、文具等に、企業名や商品名を印字すること。
- 企業名や商品名の認知度を高める販売促進手段の一つ。最近は、企業だけでなく、大学等においても、入学希望者に対し学校施設を開放し、説明等を行うオープンキャンパス時に配布するペン等への名入れの需要も増えている。
- また、筆記具以外にも、コンピュータの外部記憶装置の一つである、USBメモリなど、より付加価値が高く多様な商品へも広がりをみせている。
お陰様で複数の大手筆記具メーカーさんを中心としたお取引を長年にわたり頂戴しています。
過日、愛知で開催された「愛・地球博」でも、弊社で印刷したグッズが販売されました。
<Q2>外部へ支援を依頼しようと思ったキッカケは、何ですか?
このように安定したお取引を頂いていますが、受注金額は、ここ数年低下気味です。
先代から経営を引き継いだ後、同業他社に先駆けて、最新の印刷機械の導入等、前向きに頑張ってきましたが、なかなか収益が改善しないこともあり、経営のやり方に私自身行き詰まりを感じました。
そこで、2007年のはじめに、以前からお付き合いのあった商工会議所に相談に出向いたところ、島ノ内さんを紹介してもらい、顔合わせを経て、同年5月から収益性改善のための取組みを始めました。
<Q3>具体的には何を依頼されたのですか?
経営としての仕組みづくりと私自身の意識改革です。
印刷技術そのものについては、プロとしての自負がありますから、特に支援はお願いしませんでした。
印刷技術ではなく、印刷現場や事務における業務指示の出し方や仕事のやり方、私を含めた社員の意識向上などを、外部の視点で客観的に見てもらい、改善したいと依頼しました。
<Q4>実際にどのような改善が行われた教えて下さい
印刷現場では、
・従業員アンケート(現在および今後の業務に対する意識調査)
・リーダー会議
・生産管理帳票の改訂や新規作成(機械調整方法の記録、印刷出来高の記録など)
・機械レイアウトの変更
などを行いました。
また、生産管理の関連業務として、これまでずっとやりたかった、完成品の画像データ管理も、簡素な仕組みながら可能となりました。
リーダー会議では、まず、パート従業員の中から、業務に対する取組み姿勢や経験年数等をもとに、リーダー候補3名を選び、リーダー会議を2回開催しました。
リーダー会議では、
・過去3年の収支等、経営の状況
・従業員アンケート結果
等を伝え、どのような改善が可能か意見交換しました。
また、私自身の経営の進め方として、
・経営ノートやホワイトボードの活用(検討したことや意思決定したことをとにかく書き出す習慣)
・事業継承についての意見交換(菊池氏の後継者など、5年後の組織のあり方)
・金融機関とのコミュニケーションのとり方(より有利な融資を引き出すための工夫)
などについても、 アドバイスをもらいました。
<Q5>約1年半にわたる取り組みにおいて、迷ったり、悩んだりしたことはありませんか
例えば、2008年はじめに、島ノ内さんの提案により、リーダー会議を初めてやった時、「こんな会議をするよりも、一本でも印刷するほうが、利益につながる」と思っていました。しかし、リーダー会議後、明らかに従業員の動きが変わってきました。
それまでは、何か不具合があると、私(菊池氏)もしくは社員である生産のリーダーに聞くことが多かったですのが、少しずつですが、自分たちで考え、意見交換し、解決するようになっていると肌で感じます。
このような変化は、リーダーだけでなく、他の従業員も含めて見られました。リーダー会議を、事務室でなく、あえて印刷現場の一角で行い、他の従業員に見えるようにしたことが功を奏したと思います(注:リーダー会議を印刷現場の一角で行ったのは、菊池氏のアイディアです)。

<Q6>成果について教えて下さい
2009年6月期の売上げが前年比約22%増で、3年前の水準に回復しました。また過去3期、経常赤字でしたが、今回、黒字転換しました。これまで役員報酬を十分には得ていなかったこともあり、この程度の経常黒字では手放しに喜べませんが、3期ぶりの経常黒字については素直に喜んでいます。金融機関との交渉面でも、有利になりました。
今回の支援では、印刷現場や事務作業の改善が主であり、販売促進関連の支援は受けてないので、今回の支援が売り上げ増に直接影響したとは考えていません。
しかし、弊社の印刷現場には、業界でも最新の設備を導入していることもあり、以前から多くの筆記具会社が見学に訪れているのですが、以前は、「できれば、現場を見せたくない」という意識でしたが、今回の取組みを契機に、「どんどん現場を見てよ」という意識に変わりました。
このような意識の変化や様々な経営改善への取組みが評価され、受注増につながったと思います。
また、これまで築いてきた品質等に対する信頼から、新たなお客様とのお取引が始まったものもあります。
もともと、印刷作業の工程改善や機械のレイアウト変更等による生産性向上には取組んでいましたが、今回の一連の取組みにより、私自身の考えが整理されたり、より収益に直結する行動をとるようになったと思います。
この1年半、従来とは異なる取組みをしたことが、いろんな意味で「追い風」になったと思います。

